機能性ガラスとは
夏に太陽エネルギーを遮断する遮熱効果、冬には室内の熱を逃げにくくする断熱効果、結露しにくいガラスや割られにくい防犯ガラスなどガラスの機能を高めたガラスのことを言います。
機能性ガラスの代表的商品:真空ガラス「スペーシア」
各ガラスメーカーが機能性ガラスを出しておりますが、その中でも当社おすすめが日本板硝子株式会社の真空ガラス「スペーシア」です。
原理は、魔法瓶と同じで、一枚のガラスが複層になっており、そのガラスとガラスの間に真空層をつくることで、一枚ガラスの約4倍、一般的な複層ガラスの約2倍の断熱性能を実現しています。
熱の伝わり方には、「伝導」、「対流」、「放射」の3つがあり、「伝導」と「対流」を真空層によって防ぎ、さらに「放射」を特殊な金属膜(Low-E膜)で抑えることで、高い断熱性能を発揮しています。
- 熱の伝導
- 物体の中を熱が伝わる「伝導」。真空の中では熱が伝わらず、伝導は起こりません。
- 熱の対流
- 流体によっておこる熱移動が「対流」。空気も水もない真空では対流は起こりません。
- 熱の放射
- 物体から発生する熱エネルギーが他の物体へ移動する「放射」。Low-E膜が放射をおさえます。
- ※当店はスペーシアの取り扱い認定店です。
- ※その他の機能性ガラス(クリアFit等)も取り扱っております。施工場所、ご予算にあわせて最適なガラスを提案できます。
真空ガラス「スペーシア」のラインナップ
- 高断熱
- 防露
- 取替簡単
- 省エネ
- 高断熱
- 防露
- 取替簡単
- 省エネ
- 遮熱
- 高断熱
- 防露
- 取替簡単
- 省エネ
- 防犯
- 高断熱
- 防露
- 取替簡単
- 省エネ
- 遮熱
- 防犯
- 高断熱
- 防露
- 取替簡単
- 省エネ
- 遮音
- 高断熱
- 防露
- 取替簡単
- 省エネ
- 遮熱
- 遮音
- 高断熱
- 防露
- 取替簡単
- 省エネ
- 超高断熱
真空ガラス「スペーシア」によるメリット
- ●断熱・遮熱で省エネ効果
- 夏は冷房の涼しさを保ち、冬は暖房の暖かさを逃がさず、省エネ効果(年間で約22,000円節約:メーカーカタログより)に繋がります。
- 熱の出入りは「窓」からが一番大きく、冬は外へ逃げる熱が37%~48%、夏は、窓から侵入してくる熱が53%~71%にもなります。
- ●カビやダニ発生の原因となる結露の軽減
- 冬場に発生する窓ガラスのイヤな結露の発生を抑えます。
- 例えば、室内の温度が20℃、湿度が60%の場合、一枚ガラスは外の温度が8℃になると結露が発生しますが、スペーシアはマイナス23℃になるまで結露の発生を抑えます。
防犯ガラス
最近は凶悪犯罪などが日本でも多く報じられております。
空き巣狙いの侵入方法で一番多い方法は、ガラス破り。
なんと一戸建て住宅の空き巣の約7割をしめています。
防犯カメラや、セキュリティー契約もよいですが、防犯ガラスによって侵入そのものを防ぐことも大切です。
窓からの侵入を防ぐために効果的な方法は、「破るのに時間がかかり、もし割れた際は大きな音のする窓ガラス」にすることです。
警視庁の「捕まえた泥棒意識調査」によれば、侵入に時間がかかるとあきらめるという傾向がみられます。
- ●侵入をあきらめる時間
- 2分以内(17.1%)
- 2分~5分以内(51.4%)
- 5分~10分以内(22.9%)
- 10分以上(8.6%)